2009年11月、東京から沖縄へ向かう「ありあけ」が三重県沖で斜め追い波を受ける状態になり、荷崩れを起こした船体が右舷側へ傾斜、航行不能となった。AIS自動船舶識別装置の記録では、荷崩れ後に急激な左旋回状態になったと言われている。舵はオートパイロットだった。この左旋回の原因について、運輸安全委員会の事故調査でも明らかにされず、いまでも不明である。2014年には、この姉妹船に増改築を加え、トップヘビーの状態で航行していた韓国の旅客船が転覆し、多くの犠牲者を生む事態にもなった。
2009年11月、東京から沖縄へ向かう「ありあけ」が三重県沖で斜め追い波を受ける状態になり、荷崩れを起こした船体が右舷側へ傾斜、航行不能となった。AIS自動船舶識別装置の記録では、荷崩れ後に急激な左旋回状態になったと言われている。舵はオートパイロットだった。この左旋回の原因について、運輸安全委員会の事故調査でも明らかにされず、いまでも不明である。2014年には、この姉妹船に増改築を加え、トップヘビーの状態で航行していた韓国の旅客船が転覆し、多くの犠牲者を生む事態にもなった。